Mattermostの環境構築¶

Mattermost Server on AWSのDockerfile作成¶

MattermostをDockerを使って構築する方法は Mattermost公式GitHub にも掲載されているが、 Docker Composeを使用したマルチサーバ構成であり、DBのバックアップやロードバランサなども特定のインスタンス上のコンテナに構築され、可用性・保存性ともに望ましくない。ここでは、Mattermost Server自体をAWS環境上のECSクラスタ上に、データベースをRDSに、ファイルストレージ(イメージデータ等)をS3に、ロードバランサをALBで構築する。

Note

Dockerfile上に記載したwgetコマンドで以下のようなタイムアウトエラーが発生するときは、コンテナのDNSが正しく設定されていない可能性がある。

Cannot find a valid baseurl for repo: base/7/x86_64
Could not retrieve mirrorlist http://mirrorlist.centos.org/?release=7&arch=x86_64&repo=os&infra=container error was
12: Timeout on http://mirrorlist.centos.org/?release=7&arch=x86_64&repo=os&infra=container: (28, 'Resolving timed out after 30540 milliseconds')

この場合ホストOSのDocker起動ファイル(/usr/lib/systemd/system/docker.service)にDNSサーバの指定を行う。

（変更前）：ExecStart=/usr/bin/docker daemon -H fd://
（変更後）：ExecStart=/usr/bin/docker daemon -H fd:// -dns=8.8.8.8

編集後、Dockerデーモンのリロードと再起動を行うこと。

# systemctl daemon-reload
# systemctl restart docker

Todo

構築した資材は GitHub mattermost-for-aws にあるので、構築手順を整理する。